親近効果を使いこなして相手の印象に残る方法とは?

恋愛心理学

先日、「最初に触れた情報が記憶に残りやすい」という「初頭効果」を紹介しました。

今回紹介するのはその逆で「最後に触れた情報が記憶に残りやすい」という、「親近効果」を紹介していきます。

 

親近効果を使いこなして相手の印象に残る方法とは?

親近効果」とは、冒頭にも書いたとおり、

最後に触れた情報が記憶に残りやすい」という心理効果で、

親近効果」と呼ばれる以外にも、「残存効果」や「終末効果」と呼ばれています。

 

親近効果の例

親近効果は、初頭効果よりもイメージしやすいと思います。

例えば、

りんご、みかん、ばなな、きうい、ぶどう、いちご、もも、あんず、かき、なし、れもん

のような単語の一覧を順番に見ると、一番記憶に残るのはれもんではないでしょうか?

人間の記憶は時間と共に曖昧になっていくものです。

一番最後に頭に入れたものが時間経過が短いですから、記憶に残っているのは当然ですよね。

 

人間の記憶量の限界

そして、人間が短期的に記憶できる容量記憶できる数には限界があります。

それを超えたものを記憶しようとすると、
前のものを上書きするかのごとく、潰しながら覚えていくことになります。

一番最後に頭に入れたものは上書きされていないですから、記憶に残っていて、思い出せるわけです。

 

記憶と時間経過の関係については、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあるので、近いうちに紹介したいと思います。

人間は20分で半分忘れる!?「エビングハウスの忘却曲線」を知って効率よく勉強しよう
「エビングハウスの忘却曲線」とは、冒頭でのべたとおり「記憶」に関する心理学で、 人間の記憶と、時間経過との関係について表したものです。提唱したヘルマン・エビングハウスの実験によると、 人間の記憶は覚えた直後を100%として、20分間で42%も減少してしまい、 1ヶ月経過時にはなんと79%も減少してしまうとされています。

親近効果の応用

コミュニケーションで言えば、去り際別れ際が肝心ということですね。

関係を長く続けたい、仲良くしたい相手には、最後に良い印象を与えて、その記憶をできるだけ長く保持してもらいたい。

営業などの場合なら、別れ際に相手の趣味の話をする、お土産を渡す

などなど、相手が喜ぶようなことをして別れるのが大事です。

 

親近効果を恋愛に応用するには?

恋愛においても同じで、

デートの最後に手を握られて、満面の笑みで、「今日はすごく楽しかった!」

なんて言われて帰ったら帰る間も家でもずっと思い出してしまったりしますよね。

逆に順調だったデートの最後に「ホテルいこう!」などとがっついてしまうと、

それだけで台無し、完全に冷められてしまう、なんてことも。

 

親近効果を会社の人間関係に応用するには?

親近効果を会社の人間関係に応用する例として、
「効果的な褒め方・叱り方」についての記事を書きました!

褒める時・叱る時の効果的な順番とは?人間関係に役立つ心理学を紹介
褒め方、叱り方が適切であれば、本人の心に届き、成長を促せるだけでなく、褒めたor叱った人の評価や人望が高まる可能性がありますが、褒め方、叱り方が不適切であれば、本人の心に届くことはなく、成長につながらない上に、褒めたor叱った人の評価や人望が失われる可能性があります。それでは、「効果的な褒め方」、「効果的な叱り方」というのはどのようなものなのでしょうか。

まとめ

終わりよければすべてよし」と言うように、最後をどう演出するかで、コミュニケーションは良くも悪くもなります。

せっかくだったら、良い印象で終わりましょう!

親近効果と初頭効果について、まとめた新しい記事を書いたので、こちらも是非!
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人に何かを伝えるとき、その順番を意識したことはあるでしょうか? 実は、物事を伝えるとき、その順番によって印象が変化することがあります。 心理学ではそれを「初頭効果」や「新近効果」などとよんでいます。 今回は、この「初頭効果」や「新近効果」についてわかりやすく解説してみようと思います。
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