嫌なことがあると人はどうなる?周りの人ができる対処ってなに?

不安・ストレス対策

やりたいことができない、うまくいかない、
なんてことがあったとき、皆さんはどんな気分になるでしょうか。

状況にもよるとおもいますが、
イライラしたり、ムカムカしたり、不安になったり、落ち込んだりすることがありますよね。

人は、自分の抱えた欲求(やりたいこと)が達成できないと、フラストレーションが溜まっていきます。

今回は、この「フラストレーション」について、わかりやすく紹介して見ようと思います。

嫌なことがあると人はどうなる?

フラストレーションが溜まった結果、
溢れ出したり、開放されて表に見えたりすることを、「キレる」といいます。

では、「キレた」とき、
皆さんや、皆さんの周りにいる人は、どんな行動をとっているでしょうか。

心理学の研究によると、
キレた人が取る行動には、大きく分けて3つのパターンがある、と言われています。

攻撃行動

キレた人が取る行動で、一番思いつくのが「攻撃行動」ではないでしょうか。

「攻撃行動」には、主に次のような行動が含まれます。

  • 暴力を振るう
  • 人に暴言・罵声を吐く
  • 八つ当たりをする
  • 自傷行為をする

人を殴ったり、モノを壊したりする、物理的な暴力だけでなく、
暴言などの言葉の暴力にはしる人もいます。

また、その攻撃の対象は、原因となった相手に限らず、
身の回りの人、特に自分より弱い立場の人や家族に向くことも多くあります。
場合によっては、その矛先が自分自身に向き、自傷行為にはしる人もいます。

退行現象

キレた結果、子供のような言動、幼稚な行動をするようになる人もいます。

そのような現象を「退行現象」とよび、次のような行動としてあらわれます。

  • 泣く
  • わがままな言動をする
  • できていたことができなくなる
  • 甘える

泣く、わがままになるなど、わかりやすく子供のように未熟な言動をするようになるのが「退行現象」です。

ちなみに、子供のうちに発生し、ちゃんのような言動になってしまうのも、
この退行現象の仲間で、一般に「赤ちゃん返り」と呼ばれています。

固執行動

キレたあと、わかりやすい行動を起こすのではなく、
同じ行動を繰り返したり、フラストレーションを感じる場面から離れようとする行動を「固執行動」とよびます。

「固執行動」は、次のようなものがあります。

  • 意味がないことを繰り返す
  • 部屋に閉じこもる
  • 妄想に逃避する

部屋に閉じこもったり、妄想に逃避したりしてフラストレーションやストレスを回避するとともに、
自己満足的な行動に没頭するようになるのが、「固執行動」です。

イライラしている人がする行動として、よく挙げられる「貧乏ゆすり」なども、この仲間です。

 

フラストレーション耐性が低いとキレやすい!?

自分の抱えた欲求が達成できないことで溜まっていく「フラストレーション」。
この「フラストレーション」に耐える力を「フラストレーション耐性」といいます。

フラストレーション耐性が低い人は、ちょっとしたことでパニックになり、
上で挙げたような「攻撃行動」「退行現象」「固執行動」を取りやすい傾向があります。

また、そもそも欲求不満を感じやすい、フラストレーションが溜まりやすく、
バイトや職場を転々とするなど、ものごとを投げ出しやすい、という傾向もあります。

フラストレーション耐性を高めるためには?

フラストレーション耐性は、フラストレーションを感じる体験を多く積むことが必要です。

嫌なこと、思い通りにならないことを我慢する、というのを繰り返すことで、
フラストレーション耐性を高めることができます。

特に、子供の頃にフラストレーションを感じる体験を多く積んだ人は、
フラストレーション耐性が高い、と言われています。

そのため、
子供の頃に親に厳しく躾けられた、という人はフラストレーション耐性が高く
逆に、親に甘やかされて育った人は、フラストレーション耐性が低い傾向があります。

周りの人ができる対処ってなに?

フラストレーションが溜まっている人に対して、周りの人ができること、対処できることはなんでしょうか。

もし、可能なら、そのフラストレーションの原因を取り除く、緩和して上げること、
そして、フラストレーションをうまく解消する手助けをしてあげることです。

このとき、大事なのは「責めない」ということ。
キレている、フラストレーションが溜まっているひとは、
パニックになっていたりパニックになりかけていたりすることが多いです。

責めたり、説得しようとしたりする行為は、
対処しよう、というときにおいては火に油を注ぐような行為です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、「嫌なことがあると人はどうなる?周りの人ができる対処ってなに?」ということで、

  • フラストレーションが溜まった人の取る行動
  • フラストレーション耐性を高める方法
  • 周りができる対処

を紹介してみました。

気丈にふるまっている人でも、実はフラストレーション耐性が低く、パニックになりやすい人はいます。

職場などに、そういう状況の人がいる場合は、自分たちで無理に解決しようとせず、
休職カウンセリングの受診を勧めてみるのも良いでしょう。

また、絶賛子育て中の方、これから子供が産まれる、という方には是非、
「甘やかすとフラストレーション耐性がつきにくい」
ということ注意してもらえれば、と思います。

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