対人トラブルを解決するために注意すべきこととは?

心理学

皆さんは、誰かと喧嘩やトラブルがあった時、うまく解決できていますか?

友人同士のトラブルはうまく仲裁できるのに、自分のトラブルの解決はあまり得意ではない、
という人も多いのではないでしょうか。

今回は、そういう方々に向けて、
「対人トラブルを解決するために注意すべきこと」
について、紹介してみようと思います。

対人トラブルを解決するために注意すべきこととは?

他の人のトラブルはうまく解決できるのに、身近な人とのトラブルの解決はあまり得意ではない

このような現象は、なぜ起こってしまうのでしょうか。

対人トラブルが解決できないのはソロモンのパラドックスが原因!?

皆さんは、トラブルになったとき、

  • 相手がなぜ怒るのかわからない
  • 自分がどう振る舞えばいいのかわからない
  • 自分は誠意を持って対応しているのにわかってもらえない

などと思った経験はないですか?

実は、このような状況には、
「ソロモンのパラドックス」というバイアスが関係しています。

ソロモンのパラドックスとは?

ソロモンのパラドックスは、
対人関係、つまり、自分と他人とのコミュニケーションにおいて発生するバイアス(先入観や偏見)です。

バイアスが発生してしまうと、
客観的な視点で冷静に見れば、単純な問題や、解決策が明白なトラブルであるにもかかわらず、
そのトラブルの問題点や、原因を見つけ、解決することが困難になってしまいます。

具体的には、
「絶対に相手が悪い!」「絶対に自分のせいだ・・・」
などという決めつけなどです。

これにより、視点が歪んでしまい、本当の問題を直視できなくなります

「ソロモンのパラドックス」の由来
旧約聖書の「ソロモン王」は、知識も知恵も豊富で、
どんな問題やトラブルでも、たやすく解決してしまう、という人物でした。

ところが、そんな「ソロモン王」にも、苦手なことがありました。
それが、「自分自身のこと」。
自分が関係する事柄については、間違った判断をしてしまうことが多々ありました。
このようなエピソードにちなんで、
「ソロモンのパラドックス」と呼ばれています。

バイアスを解消するには?

では、バイアスを回避し、
間違った判断をしないためには、どうすれば良いのでしょうか。

これは、すごく簡単です。

ウォータールー大学の研究によると、バイアスを回避するには、
「他人に対してアドバイスをしていることを想像する」
という方法がよいと言われています。

具体的には、
同じシチュエーションで困っている友人がいたとして、
その友人に、自分ならどういうアドバイスをするのかを想像するとよいです。

実は、たったこれだけで、
当事者から一歩引いた目線でトラブルを見ることができ、
バイアスを回避して、冷静な判断ができるようになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、「対人トラブルを解決するために注意すべきこととは?」ということで、
多くの人がおちいってしまうバイアス「ソロモンのパラドックス」を紹介してみました。

よく昔から言われている
「他人の目線で考える」「他人の気持ちになって考える」
というのは、あながち間違いではなかった、ということです。

もちろん、ここで言う他人は相手ではなく、第三者。
「相手の立場」にたっても、当事者には変わらないので、このバイアスの影響を回避するのは難しいです。
「第三者の立場」で問題を冷静に見つめ直すことで、解決の糸口をつかめるはずです。

対人関係のトラブルが多い人は、是非、使ってみてください。

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