皆さんは、いまなにか頑張っていることはありますか?
受験に向けて勉強を頑張っている人もいれば、
執筆や作曲など作品作りを頑張っている人、
スポーツや楽器などの練習を頑張っている人もいるかもしれません。
そんな中には、日々の目標を立てて頑張ってはいるものの、
思うように目標達成ができない日々が続いている人も多いのではないでしょうか。
今回は、「『時間と量』の目標を設定し必ず達成する方法とは?」ということで、
「ヘミングウェイ方式」というものを紹介してみようと思います。
ヘミングウェイ方式とは?
「アーネスト・ヘミングウェイ」といえば、皆さんご存じの作家・小説家ですよね。
「ヘミングウェイ方式」は、そのヘミングウェイが執筆する際に実際に使っていたと言われている目標設定の方法のことです。
「時間と量」の2軸で目標設定を行う
「ヘミングウェイ」方式とは、
「時間」と「量」の2軸で目標設定を行い、
そのどちらかを達成すれば良い
というものです。つまり、
時間目標を達成すれば、量の目標が達成できていなくても構わないし、
量目標を達成すれば、時間の目標が達成できていなくても構わない、
というルールを定める、ということです。
ヘミングウェイ方式の例
それでは、「ヘミングウェイ方式」について、例を挙げて具体的に見ていきましょう。
ヘミングウェイのような作家の場合
ヘミングウェイのような作家の場合だと、
「執筆」をするための目標設定をすることになります。
普通の目標設定だと
・「2時間で◯ページ書く」
のような内容になるでしょう。
しかし、「ヘミングウェイ方式」での目標設定では、
・「◯ページ書き上げる」もしくは「2時間デスクで執筆をする」
のような内容になります。
楽器練習の場合
楽器練習の為の目標設定の場合は、
普通の目標設定だと
・「今日中にこのフレーズを弾けるようになる」
などの内容にしてしまうかもしれません。
これを「ヘミングウェイ方式」での目標設定にかえると
・「このフレーズを弾けるようになる」もしくは「2時間運指の練習をする」
のような内容になります。
ヘミングウェイ方式が良い理由とは?
「ヘミングウェイ方式」が良い理由は、単純で、
時間さえ確保できれば「必ず目標達成が可能」ということです。
上で挙げた執筆の例だと特にそうですが、
気分がノらない場合、2時間デスクに向かっても、10時間デスクに向かっても、一向に筆が進まない、
逆に、気分がノっているときは1時間足らずで目標のページ数書き上げてしまう、
ということがよくあります。
「2時間で◯ページ書く」という目標設定をしてしまうと、
2時間たっても、目標のページ数に達しない為、ダラダラと続けてしまい無駄な時間を過ごす、ということになりがちです。
また、達成感も感じられない為、モチベーションの低下にもつながります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「『時間と量』の目標を設定し必ず達成する方法とは?」ということで、
「ヘミングウェイ方式」を紹介して見ました。
以前も書きましたが「目標達成」の経験を繰り返すことが、
さらなる目標達成の近道になっていきます。
「ヘミングウェイ方式」は、時間の確保さえできていれば、必ず「目標達成」ができるため、
夢に向かって努力する際の強力な武器になるのではないでしょうか。
また、執筆や楽器の練習の場合は特にそうですが、
一回スパッとやめて寝て、翌日改めてトライすると
ビックリするほど簡単にできる、ということもあったりするので、
「時間で強制的に区切る」というのは、大切なことなのかも知れません。
皆さんも、この方法を取り入れて、
無駄な時間を過ごすことなく、目標達成をしていきましょう。