告白は、恋愛においても一大イベント。
自分の気持ちをどう伝えるか、どういう言葉を選べばいいか、悩む人もおおいですよね。
今回は、「告白する時のセリフは何が良い?相手の心に届く理想的なセリフとは?」ということで、
「NGな告白セリフ」と「理想的な告白セリフ」は一体なんなのか、紹介してみたいと思います。
先人に学べ!NGな告白セリフとは?
まず、NGな告白セリフはどういうものなのでしょうか。
告白をするうえでは、「好きだ」という気持ちを伝えることは大事ですが、
それを意識するばかりにやってしまいがちなNGパターンがあります。
プレッシャーや強引さを感じさせる告白はNG
告白をする際に、意外とやってしまいがちなのが、このタイプ。
例えば、「君じゃないと駄目なんだ」、「一生のお願いだから」など。
告白している本人は、自分の強い気持ちを言葉に乗せて伝えているだけで、
プレッシャーを与えるようなつもりはないことが殆どですが、
告白される側にとってみると、強要されるような強引さを感じることもあります。
心理学的には、強要されてしまうと「心理的リアクタンス」が働き、反抗心が生まれるので、
強引な言葉で告白するのは、NGな方法といえるでしょう。
心理的リアクタンスとは
人間は自分の行動を自分できめたい、と思っているため、
行動に制限を受けると、それに反抗したくなる気持ちのこと。食べちゃいけない、と言われると食べたくなったり、
見ちゃいけない、と言われると見たくなったりする。

「好きです」のみの告白はNG
もう一つ、やってしまいがちな告白が、「好きです」という感情だけを伝える告白です。
感情だけを伝える告白だと、「結局どうしたいのか」が伝わらないため、
告白された側にとってみると、返事がしにくい、という理由が考えられます。
告白に関する論文でまとめられていたデータによると、
告白に失敗した人の内、約40%が
「好きです」など気持ちだけを伝える告白をしていたそうです。
逆に、「付き合ってください」だけの告白もよくありません。
「付き合ってください」のような「どうしてほしいか」だけを伝える告白だと、
感情が伴わないため、唐突さや強引な印象を与えてしまいます。
理想的な告白のセリフとは?
では、告白の成功率が高くなる「理想的なセリフ」とは何なのでしょうか。
「好きです」だけでもだめ。「付き合ってください」だけでもだめ。
どうすればいいかと言うと、答えは単純ですね。
「好きです、付き合ってください」
シンプルなセリフですが、結局の所これがベスト。
もちろん、「自分の感情」を伝えた上で、「どうしてほしいのか」を伝えることができれば、
言葉自体は自分なりに選んでしまっても問題ありません。
告白に関する論文でまとめられていたデータによると、
告白に成功した人の内、40%以上が
「好きです、付き合ってください」など感情と行動を伝える告白をしていたそうです。
また、比較的シンプルなセリフのほうが、相手に与える印象もよい、ということがわかっています。
告白の方法を、
好感がもてる、誠実さを感じる、心を打たれる、強引さを感じない
という観点で評価したところ、シンプルに「感情」と「どうしてほしいのか」を伝えた告白は、
すべての観点で、他の告白方法よりも高い評価になりました。
つまり、無理してかっこいいセリフを考えたり、策を弄したりするよりも、
シンプルかつストレートに、自分の「好き」と「付き合いたい」という気持ちを伝えることが、
一番相手の心に届く、ということですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、「告白する時のセリフは何が良い?相手の心に届く理想的なセリフとは?」ということで、
「NGな告白セリフ」と「理想的な告白セリフ」について、紹介してみました。
もちろん、
「シンプルな」セリフを使ったことで必ず成功する、というわけではありませんが、
なにも知らずに告白をした場合よりは、確率をあげることができるでしょう。
なによりも、「相手がどう思うか」「どういう印象を与えるか」
というのを考えることで、相手に響く、相手に伝わる「告白」ができるのではないでしょうか。