禁止されると欲しくなる?とある映画が証明したカリギュラ効果とは

心理学

これまでの記事で、承諾誘導に使える色々なテクニックを紹介してきましたが、

今回は逆に、人に何かを依頼、指示する際に、気をつけるべき心理効果「カリギュラ効果」を紹介したいと思います。

 

カリギュラ効果

この心理効果は、禁止されると、更に興味をひいてしまう、というもので

アメリカの一部地域で放送禁止となり更に話題となった映画「カリギュラ」から名付けられました。

禁止されると興味を引く、つまりは「だめと言わると、やりたくなる」ということですね。

 

ゲームをするなと言われたらしたくなるし、

甘いものを食べることを禁止するともっと食べたくなる。

むかしばなしの浦島太郎も、

「絶対に開けてはいけません」といわれた玉手箱を開けてしまったわけです。

ましてや、鶴が機織りしてるのを覗かない訳がありません。

 

また、この効果が人間関係(特に恋愛)に作用する場合、「ロミオとジュリエット効果」 ともいわれます。

効果は上で述べているのと同様で、「ロミオとジュリエット」の二人の恋愛のように、

禁じられた恋が燃え上がってしまう訳です。

 

カリギュラ効果の注意点

カリギュラ効果は、禁止されるとやりたくなるというもの。

では、親にゲームを禁止されてしまうとどうなるでしょうか。

ただでさえやりたいゲームを、禁止され、更にやりたくなっている

それがずっと続いたまま大人になってしまうと、

親の監視という制限が外れた途端、溜まっていた欲求が開放され、

与えられなかったものを自分で買い求め、

結果としてゲームだけをするような生活になってしまう、なんてことも大いにありえます。

カリギュラ効果への対策

とはいえ、禁止されるとやりたくなる、というのは、禁止したい側からしたら困った事態です。

旦那さんに「浮気はしないで」なんて言ってしまったら、「浮気してみたい」という欲求を駆り立ててしまう可能性があるわけです。

子供に「お菓子をたべてはいけません」なんていうと、親が寝た後を狙って食べるようになるかもしれません。

 

では、どうすればよいのか。

極端に言ってしまえば「禁止」しないことが大事です。

「浮気をされたら悲しい」だとか、「お菓子を食べられると困る」だとか。

頼む側の気持ちを伝えて、それに対して取る行動を相手に判断してもらうのが得策です。

強制されず、意思決定や選択を自分で行うとそれは

「自分の意思で決めた」、「自分がそうしたいからだ」

と考える傾向があるからです。

 

カリギュラ効果の応用

逆に禁止して、欲求を掻き立てる、という使い方もできます。

「〜なひと以外は閲覧禁止!」

「【閲覧禁止】〜〜〜〜〜〜」

などのようなタイトルの記事や動画を見たことがあると思います。

意図せず他のものを真似してそうなっている ケースも多いですが、元々はカリギュラ効果を狙ってつけたタイトルですね。

 

まとめ

カリギュラ効果は、狙って使うことよりも、

その効果の存在を認識して、自分の言い方次第で禁止したいことを相手がやりたくなる可能性があることを知っておくことが大事です。

人間関係を円滑にするためにも、言葉選びには気をつけていきましょう!

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