人間は20分で半分忘れる!?「エビングハウスの忘却曲線」を知って効率よく勉強しよう

心理学

皆さんは、勉強得意ですか?

学校での勉強だけでなく、資格試験の勉強、業務知識の習得などなど。

人によっては、「全然覚えられない」と苦手意識を持っている人もいるかもしれません。

今回は、そんな人に役に立つ「記憶」に関する心理学「エビングハウスの忘却曲線」と「ラッセルの復習曲線」を紹介してみます。

 

エビングハウスの忘却曲線とは?

エビングハウスの忘却曲線」とは、冒頭でのべたとおり「記憶」に関する心理学で、

人間の記憶と、時間経過との関係について表したものです。

提唱したヘルマン・エビングハウスの実験によると、

人間の記憶は覚えた直後を100%として、20分間で42%も減少してしまい、

1ヶ月経過時にはなんと79%も減少してしまうとされています。

 

エビングハウスの忘却曲線が述べていること

エビングハウスの忘却曲線」にはポイントがあります。

それは、復習をしなかった場合について述べているということです。

復習しなかった場合、勉強したことも、ミーティングで話したことも、時間経過に合わせて少しずつ忘れていきます

では、適切なタイミングで復習をした場合、どのようになるでしょうか。

 

ラッセルの復習曲線

その、「復習に適切なタイミング」について述べたのが、「ラッセルの復習曲線」です。

記憶したタイミングから20分後を目安に復習をすることで、記憶を新鮮なものにすることができ、

記憶の減少スピードを緩やかにすることができる、というものです。

本来、20分後に42%も減少してしまうわけですが、

そのタイミングで復習することで、改めて100%にして、記憶を定着させる、というものですね。

では、20分間隔で復習を続けなければばらないのか?というとそんなことはありません。

エビングハウスの忘却曲線が示すとおり、

最初に記憶してから時間が経過していくと、記憶の減少スピードはかなり遅くなっています。

つまり、覚えた直後は高頻度で復習することが望ましいですが、

覚えてからの時間が経過するにつれて、復習の頻度を落としても大丈夫であるといえるのです。

 

忘却曲線と復習曲線の応用

記憶の法則について述べた「エビングハウスの忘却曲線」と「ラッセルの復習曲線」を

実生活に活かすとしたらどうすればよいでしょうか。

やはり、一番は「勉強」ですよね。

学生の方は、授業、講義で学んだ内容を忘れないために、効率よく自習を行うことができます。

宿題などで、「その日に勉強したこと」はよく復習しますが、「昨日勉強したこと」はやっていますか?

5分程度など、短くても構わないので、前日や一週間前の勉強内容を復習する時間を作ることで、記憶の定着ができ、定期テスト前に焦る必要もなくなります。

 

また、「恋愛」などの人間関係にも応用する事ができます。

人との会話、コミュニケーションも結局は記憶として残るもの。

せっかく楽しいデートができても、それが忘れ去られてしまっては意味がありません。

相手の中に楽しい記憶を鮮明なものとして残しておくためにも、

帰宅中や、帰宅後、適度な間隔でメールなどをして、デートを思い起こさせるとよいでしょう。

 

まとめ

エビングハウスの忘却曲線」と「ラッセルの復習曲線」は、

教育心理学や、マーケティングなどの分野で取り扱われることもあり、知っていた人もいるかもしれません。

しかし、こういう知識は使わないともったいないです。

自分の知識をたかめたり、人間関係を円滑にするために、ぜひ応用してみましょう。

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