バックトラッキングとは?相手の言葉を繰り返すだけで話し上手に見える会話術

心理学

これまでに、印象操作や、好感度を上げるための心理術として、

相手の動きを真似する「ミラーリング」や、相手のペースに合わせる「ペーシング」などを紹介してきましたが

今回は、相手の言葉に合わせるテクニックである、バックトラッキングを紹介してみようと思います。

 

バックトラッキングとは?相手の言葉を繰り返すだけで話し上手に見える会話術

バックトラッキングとは、直訳すると「(来た道を)引き返す」という意味の言葉で、

日本では、一般に「オウム返し」と呼ばれるテクニックです。

基本的には、会話の中で相手が使った言葉、文章を引用して、返事をする、というものです。

例えば、バックトラッキングを使わない場合では、

「昨日、あたらしくオープンしたカフェに行ってきたんだ」

「へえ、そうなんだ」

という会話になりますが、バックトラッキングを使った場合、

「昨日、あたらしくオープンしたカフェに行ってきたんだ」

「へえ、カフェに行ってきたんだ」

のような会話になります。

 

どちらも事実を確認している返事ではあるものの、

比較してみると、バックトラッキングを使わない会話の方は、

興味のなさ、素っ気なさのようなものを感じます。

 

逆に、バックトラッキングを使った会話の方は、

興味を持って聞いてくれている、という印象を受けます。

また、

「そうなんだ」と返してしまうと、会話が続きにくくなってしまうのに対し、

「カフェに行ってきたんだ」と返すことで、その先の話をしやすくする、という効果も期待できます。

 

バックトラッキングの効果

上記のように、バックトラッキングを使うことで、

話を聞いてもらえている、という安心感信頼感話やすい相手、という印象を与えることができます。

 

また、相手の言葉を使って返事をすることで、

自分の理解があっているか齟齬がないか、を確認することにもなります。

当たり前な事かもしれませんが、

認識のズレがあるまま会話を進めることで相手に抱かせる不信感を考えると、

それだけでも十分効果があるといえるのではないでしょうか。

 

まとめ

バックトラッキングは、相手の言葉を繰り返すだけという、とてもシンプルなテクニックですが、

わざとらしくなったり、しつこくなってしまうと、

相手に勘付かれ不信感につながる恐れがあるので、そこだけは注意が必要です。

とはいえ、自分で考えて言葉を発する必要がなく、実践しやすいテクニックなので、

ぜひ、普段の会話の中で使って、相手との関係をより良くして行きましょう。

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